2009年11月27日金曜日

総論賛!成各論反対!的 事業仕分け

膨大な借金抱えているのに「金が必要だ必要だ!」あげくには「死ぬ」といっている事業仕分けに関連して各分野の関係者が連日、連呼 あげくには省庁のホームページにも「アンケート」と題して事業仕分けに対する批判の窓口的なページも登場している。

不景気で税収と支出が完全に破綻寸前なのに、気持ちはわからないでもないが自分たちの分野のみで大騒ぎするなといいたい。

事業仕分けが短時間に各分野ごとに白黒付ける様な方式だからなのか知事達もそうだし、学者もそうだし、役人も各分野の人たちが、今までの自分達だけの視点で物を言っているようにしか見えない。

そもそも、このような事をしなければならなかった理由を踏まえないで議論している様な気がする。

何故このような手続きを踏まなければならなくなったのか」良く考えてみましょう

恐らく、連日の報道でも民主党の支持率が下がらない理由はこの点にあるのだと思います。
今やっている事は、国民全体として本来、決して望んではいない事だと思います。しなくて済むものならば、無い方が良いと皆思っていると思います。
しかし、何故やらなければならないのか、結果が見えてくるまで我慢してみるしかないと皆、心の中で感じているからなのだと思います。 野党からも、マスコミからも全く対案が聞こえてきません。

そして、次のステップで国全体の状況をみて何を変えていくべきかを総合的に吟味した結果、直近の景気対策と将来の発展性,国民の安心に効果があるものでかつ、無駄を省けたものが残るのだと認識がなければだめだと思います。

一番説得力があるプロセスは、重要な事は自他共に認める分野であっても今までのやり方に甘んじることなく、再点検をして無駄のない、より説得力ある運営方法など含め、根本的な自主改革案を提示しながら説得していく事だと思います。

もし次のステップでも同じ様な今までの自分達だけの視点で物を言っている様な専門家がいるとすれば、その分野は将来はないと思わざるを得ません。

自己改革提案なき反対はもうやめよう。
もっと足元を良く見て、一度リセットしてみたほうが良いのです。

自分達だけの視点で物をいう例として
人口は確実に減っています。世界一のスパーコンピューターも大切です。そんなこと言っても人口が減り続ければどうなるのでしょうか。スパーコンピューターを使い人口増加の効果が期待できるなどというアイデアや研究が手法があれば、誰も否定しないでしょう。

また、技術者の流出は、予算の問題だけではない。もっと大きな問題が日本国内の技術者の輪の中に潜んでいる様に見えます。

対案なき否定は一番悪い
これからは、分野を超えた提案(アイディア)と自己改革をアピールして実行していく時代なのだと思います。
民間では結構、当たり前の事ですが・・・
自己改革が出来なければ、即廃業ですし。本当にリセットされないとわからないのかな?

「何故、このような手続きを踏まなければならなくなったのか」
自民党ではできなかったからです。また、別の選択肢はなかなかないと思います。アイディアがある方いますか。あるとすれば「全て一度カット、国民を説得できた予算だけ承認」絶対やらないでしょう。

「パソコンが突然クラッシュした時の気持ちを忘れない」
わかる人にはわかるかも。

K