2010年1月18日月曜日

予想通りの展開

昨年、グーグルが企画した選挙に関するサイトで私が投稿したコメントに「もし民主党が予想通りに与党になった際には、できる限り継続的に元与党(今は野党)の過去50年近い悪行(官僚も含め)を公開し続ける事が重要。そうでないと民主党は国会運営ができなくなる」と書きました。その時の反応は8割方「良くない考え方」又は「賛同できない」というものでした。そして今、まさに予想通りの展開が起きています。

マスコミの報道、テレビを中心とする有識者のコメントも、全ての起点となっている検察の行動も全て何かの力が影で動いているとしか思えません。もし報道を鵜呑みにしている人がいるとするならば、非常に悲しい事です。

日本人は正義には100%の潔白さを求めている人が多いと思います。
その裏返しは「バレなければ全て良しという価値観」になってしまうリスクを持っています。
(すなわち正しい者は悪いことがばれることがない者という意味になってしまいます)
私はそんな者は求めていません。バランスある正義が重要だと思います。

過去50年近く権力を握った元与党(今は野党)が限りなく潔白で、権力が無いに等しい元野党(今は与党)の方が多く検察等の情報が発端で叩かれる事は、明らかにおかしい。どの様な分野でもシェアの大小にかかわらず、同じ様な割合で問題等が発生しています。すなわち、過去50年近く絶対的に権力を持ち得た者には、持ち得なかった者と比べ割合は同じでも絶対数は限りなく多いという事です。これは科学でも統計学でもありません。同じ人間なのですから。

アメリカの力が日本の検察を動かしているという説まで出てきています。
真相は定かではありませんが「あり得ないと否定するだけの情報が流れていない事」も非常に不思議です。それより、マスメディアの報道の方が不自然過ぎて、ついアメリカの力説も頭の中から消し去ることもできません。

私の好き嫌いではなく時代の流れは確実に「アメリカの復活と反映」ではなく、確実に「お隣の国(我が国の漢字の源)の台頭」だと思います。

また、単なる保守主義はこの地球上から去らなければならないと思います。
良いことも、悪いことも守り続ける古い方式をやめる勇気が必要です。
これからは革新的検証を続けられる保守主義が必要です。
勇気ある保守主義これが私の言いたい事です。

このままだと、これから生まれてくる子供達に「バレなければ良い子と言われるんだね」と言われてしまう気がします。
ここの所、テレビも新聞もネット上のニュースを全く見る気になりません。むしろ嫌悪感すら沸いてきます。視聴率を下げてしまう恐れすらあるのにそれでも報道し続ける裏には何があるのでしょうか。                                                       K