
長期優良住宅制度を「光明」と見るか「災い」と見るか
<止められない流れ>
時代の流れは、止められない事柄もあります。長期優良住宅制度は、中長期的なストック型の住宅政策の延長として、また大不況立ち直りの救世主という位置付けになっています。更に政権交代によって国際的な環境問題に対応すべく、省エネを中心とした国際公約に盛り込まれた部分ともリンクをしており短期的な流れ、中長期的な流れ、国際的な約束に対応しなければならない制度なのです。
<特別な事ではなく、当たり前になる制度>
すなわちこの建築業界にいる限り、避けて通れない課題でもあり当分はマスターする事でそれなりの武器になると思われます。数年中には、武器にはならず「持っていて当たり前」のスキルとなるはずです。工業化製品を多用した住宅メーカーさんは確かに有利です。「災い」と見なした段階で負けです。何故なら建築主になる一般の方の認知度が非常に高いのです。消費者にとって大きな金銭的メリットがあるからです。では、どうすれば良いの?と言われる事でしょう。なんとしても「光明」とさせねばなりません。
<特別ではないという、とらえ方>
この制度の中身は、昔の住宅金融公庫融資の基準、現在は住宅性能評価の基準(今では、フラット35の基準としても一部採用されています)からの発展の延長になります。それに、竣工後の保守管理まで見据えた制度です。決して最近つくられた制度・基準ではありません。順を追って理解する事ができる内容です。
<メニューの大更新をしましょう>
今までの標準メニューと特別メニューの見直しが必要です。それには、知識(制度理解、営業的手法)と技術(工法,現場研修)を総点検して、今までの特別メニューを標準メニューに組み込む努力が必要です。その際一番大切な事がコストのシミュレートです。単なる建築費の試算だけではだめです。営業的な考え方、竣工後の長いおつき合いについても考える事が大切です。
<総合サポートという選択肢>
プロのためのサポートがある事をお知らせします。
サポートのメニュー例
1.制度のガイダンス(複数名による講習会)
1.制度のガイダンス(複数名による講習会)
2.個別にガイダンス(より具体的な個別講習)
3.技術的アドバイス及びコストのシミュレートのアドバイス
4.具体的案件の運用サポート(契約、手続き、工事アドバイスまで)
5.現場でのガイダンス(個別案件ごと)
6.上記2.~5.までのセットメニュー
詳細のメニューを作成中です。近日弊社ホームページで公開予定です。
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